キャンプを安全に楽しむために
2020/03/26
【キャンプを安全に楽しむために】
アウトドアは、常に「自己責任」が原則です。どんなに整備されたキャンプ場でも、そこは危険と隣り合わせの大自然。安全にキャンプを楽しめるように、“もしも”に備えた準備や対策は、万全にしておきましょう。
一番重要な準備は、キャンプ場の下調べをしておくこと。自然に囲まれたキャンプ場では、マダニなどの有害な虫、クマやイノシシなどの野生動物が生息しているところがあります。事前に安全対策がとれるように、キャンプ場の情報を収集しましょう。体験者のリアルな声が聞ける、キャンプ場情報サイトのクチコミ欄も参考になります。
小さなお子さんがいる場合は、急に体調を崩したり、転んでケガをしたりと、予想外のトラブルが起きることもあります。出発前、キャンプ場近隣の病院を最低でも2つは調べておくと安心です。おすすめは、小さな病院よりも、24時間診療してくれる救急病院。スムーズに診療が受けられるよう、保険証を携帯しておくといいでしょう。
▶夜間はロープのまわりにランタンを!
夜の暗がりのなかでは、ロープに足をひっかける可能性大。とくに子供の転倒には要注意。行き交う人とテント、両方を守る意味でもランタンを置いて安全対策をしよう。ロープに取り付ける専用のライトを使うのも手。
▶虫に刺されないための3つのポイント。
キャンプ場には、マダニやハチなどの危険な虫がいることがあります。刺されないためのポイントをおさえておきましょう。また、虫よけ効果のあるスプレーや蚊取り線香、刺されてしまった際の薬類の用意も忘れずに。
(1)危険な虫が出る場所をキャンプ場に事前確認!
(2)半そで半ズボンで草むらにむやみに入らない!
(3)テントの寝室に入る時は、服についた虫を落としてから!